WiMAXを室内で使おうと思っているけれど、ネットが重いという話や繋がりにくいという話を聞いて、実際のところはどうなのだろう?と思っているのではないでしょうか?もしくは、WiMAXを室内で使うと圏外になってしまったりネットが弱いという話を聞いて、WiMAXを契約するのを迷っているのかもしれません。WiMAXはビルの中や地下では電波が弱くなるという傾向は確かにあります。今回は、WiMAXを室内で使うときの注意点や電波を良い状態で使えるようにするための方法をご紹介します。ぜひ、参考にして下さい。
WiMAXは室内では電波が弱くなる?
まず、WiMAXを室内で使うと電波が弱くなるという点について気になっているかと思います。答えとしては、場所によるというのが正直なところです。ビルの中や地下にいるときは確かにWiMAXの電波が弱くなったり圏外になることがあるため、電波をひろえなくネットに接続できないことがあります。これは、WiMAXの電波の特性に問題があります。
WiMAXの電波はまっすぐ動く
WiMAXの電波は真っすぐ動くという特性を持っています。そのため、室内で使っているときにWiMAXの端末と受信側のスマホやパソコンとの間に棚や壁があるとそれがWiMAXの電波を遮ってしまうことになるため電波が弱くなってしまいます。つまりWiMAXと受信側の端末との間には何も置かないようにする必要があります。ちなみに、WiMAXの端末をカバンの中に入れたまま使用するときにも注意が必要です。WiMAXはカバンの中に入れていたり、何かに覆われている状態だと受信側の端末がうまく電波を拾えなくなることがあります。
WiMAXの端末は窓際で高いところに置こう
WiMAXの端末は何かに覆われていたり受信側の端末との間に壁やモノがあると繋がりにくいということはご理解頂けたかと思います。その点を認識した上でどのように使うのが良いのかというと「窓際の高い位置に置いて使用する」ということです。窓際であればWiMAXは電波を拾いやすく、高い位置に置いておくことで受信側の端末との間にモノが置かれていない状態ですので、電波が通りやすい状態になります。WiMAXを使うときは上記のように使ってみて下さいね。
室内で圏外になったり電波が弱くなる場合
室内でWiMAXを使うときに圏外になったり電波が弱くなる代表的な例としては下記のようなものが挙げられます。
- 高層ビル
- 鉄筋コンクリートの建物
- 海沿いや山沿い
- 対象エリア外
当然、上記に当てはまる建物であったとしても問題なく電波を受信してインターネットをストレス無く使うということは出来ます。しかし、挙げられる例としては上記のような建物がインターネットが重く感じたり、圏外になることが多いでしょう。ちなみに、自分が使おうと思っている地域がWiMAXの対象エリアになっているかどうかは非常に重要です。
サービス対象エリアは契約前に必ず確認しよう
WiMAXは全国どこでも使用できるわけではありません。多くの地域で使えるようにはなっているものの、自分の地域が対象エリアになっているかどうかは必ず確認するようにしましょう。確認方法としては下記のサイトをご確認下さい。
WiMAX対象エリア:http://www.uqwimax.jp/area/
対象エリア外や対象エリアがギリギリの場所については室内であろうが、屋外であろうが電波が繋がりにくかったり圏外になりなりますおんでくれぐれも注意をしましょう。
WiMAXが向いている人と向いていない人
ここでは、WiMAXをこれから契約しようと思っている方に利用シーンに合わせてWiMAXが適しているかWiMAX以外の方法を選ぶべきかの基準についてご紹介します。WiMAXに適している人は膨大な量のデータ通信を行わない人と言えます。WiMAXには通常プランというのとギガ放題というプランがあります。データ通信量の違いがあるのですが、全プランを共通しているので3日間で3GBに達するデータ通信を行うと速度制限になるということです。
WiMAXが向いていない人
3日間で3GBに達すると速度制限が入るという点で言うとWiMAXが向いていない人は下記のような方が挙げられます。
- テレビ会議を行いたい人
- オンラインゲームをしたい人
- 株などのトレードをしたい人
テレビ会議やオンラインゲーム、株などは凄い量のデータ通信を行います。3GBくらいであれば、ものの数十分〜数時間で達してしまいます。そのため、上記のような目的で使おうと思っている方はWiMAXではなく、家庭用の光回線などを利用するのがベストといるでしょう。
WiMAXが向いている人
WiMAXに向いている人は下記のような方が挙げられます。
- 外出先でインターネットを使いたい方
- 出張などでパソコンを使用したい方
- すぐにでもネットを利用したい方
外でパソコンを触ったり、出張でパソコンの仕事をしたいと思うような方は向いていると言えるでしょう。WiMAXは光回線と違って工事の必要がありませんので、多くの場合端末が届いたらすぐにでも使うことができます。
最後に
今回は室内でWiMAXを使うときの注意点やネットが重くなったときの回避法についてご紹介致しました。WiMAXは非常に便利なサービスです。今回の記事を参考にして頂いて、WiMAXを便利に活用して下さいね。